昨夜から今日にかけては自然の力で月が変わるのを知らせる雨模様で、まだ本格的な夏を迎えさせたくない梅雨前線が抵抗しているかの様でした。今日からは7月。今年もあっという間に半分過ぎ去ってしまいました。
昨日6月30日に本殿にて夏越大祓式を執り行いました。当社崇敬会の方々を中心に800世帯近くの皆様からお送り頂いた人形(ひとがた)、家形(いえがた)を宮司が大祓詞(おおはらえことば)を奏上している間に神職全員で人形、家形を一枚一枚読み上げるのが、長く続けられて来た猿田彦神社伝統の形であります。
今年5月より新型コロナウイルス感染症は5類へ移行され、世の中には従来の活気が戻りつつあります。今回から従来通り皆様のご参列を賜ることも検討いたしましたが、本殿が手狭な事もあり、またもや皆様のご参列が叶わない夏冬合わせて7回目の大祓式となりました。我々神職たちもこの形にすっかり慣れてしまっておりますが、毎回の様にご参列頂いていた皆様のお顔を長らく拝見出来ないのは寂しいものです。
年末の大祓式からは皆様のご参列を再開させる予定です。従来は特にたくさんお集まりいただく年末ですので、事前予約制や人数制限などご参列の方法を従来から変更する事も検討しております。参加方法など内容は決定次第お知らせ致します。
また皆様にお会い出来ることを職員一同心待ちにしております。
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